2008年5月12日月曜日

独りでゆっくり上りたくなる若松寺古参道(山形県天童市)






最上三十三観音第1番札所の若松寺(じゃくしょうじ)。山形県天童市。人家が途切れて間もなく、参道が車道と古参道に分かれる。古参道は観音堂まで20分程度らしいが、2倍以上の時間をかけ、大きなケアキや杉林、自生する野草などを見ながらブラブラと登ってみた。この間、人には全く出会わなかった。(5月11日午後3時頃)今から考えると、新緑と晴天のお陰さまかも。若松寺は今年開山1300年。縁結びの観音様として有名とのこと。

こちらの風景も描いてみたい。(山形県天童市山元付近)






絵になりそうな建物などの構造物を発見すると、その周りを一周する。殆ど私の習性みたいなものです。時に逆周りすることもあります。右回りと左回りでは同じ物でも見え方が違うと感じます。蛇足ですが、坂道を描くとき、同じ坂でも下り方向を描くことはまずありません。登り坂には、高い空と坂の向こうにある、見えない世界に夢や期待を感じます。この場所は集落全体が絵になりそうに思えました。但し、構図的には、月並みですが、手前に水田、背後に山並みが良いのでは。

描きたい風景 (山形県天童市山元付近)




昨日(5月11日)の仙台は朝から肌寒く小雨模様。自宅のパソコンで東北各地の天気予報を見ていたら、お隣の山形県東部は午後から曇り模様とのことで、正午過ぎ、山形方向に車を走らせた。仙台市内から作並街道(国道48号線)に入ると雨も上がり、そこは新緑にあふれる緑の回廊。県境の関山トンネルを越えると薄日が差しており道路乾いてる。最上33観音第1番札所である若松寺に向かう途中、偶然、感動する風景に出会った。このまま絵になりそうな風景と思った。取り急ぎ、遠近と角度を少しずつ変えながら写真に収めた。

滑川温泉付近の風景 (山形県米沢市大沢)






姥湯温泉から少し下った山間にある滑川温泉付近の風景です。少しの高低差ですが、残雪も少なくまさに新緑の回廊でした。山道で道幅が狭く駐車スペースもありませんでしたので、路上で一時停止して車窓から写真撮影したものです。(5月10日午後3時過ぎ)

姥湯温泉駐車場付近の風景 (山形県米沢市大沢)






姥湯温泉の駐車場から温泉宿の「枡形屋」までは、吊り橋を渡り10分程度歩きましたが、その道すがら、周囲の風景も絶景でした。絵になりそうな構図の写真をアップします。2008年5月10日午後3時頃の風景です。

姥湯温泉枡形屋付近の風景 (山形県米沢市大沢) 






姥湯温泉枡形屋の駐車場から露天風呂「山姥の湯」にかけて、絵になりそうな構図の写真をまとめてみました。あいにくこの日(5月10日午後)は、ガスがかかり見通しは良くありませんでしたが、こうした景観も描写の効果に活用できうのではと思いを巡らせています。この付近は、いたるところに残雪が見られ、ネコヤナギが芽吹いたところでした。