冨士山が見たい。

1月16日（土）。寒い一日だった。そして忙しい一日だった。新年がいよいよ動き出した感じがする。太陽が傾きかけたころ、思い出したように冨士山が見たくなった。利根川と小貝川の合流付近から見えるらしい。日没時刻と争うように現地へ。西の空にはうす雲がたなびいている。山頂の僅かな部分がシルエット状に見えた。今度の休みにはもっと近くで霊峰を見たい。

坂東33観音、第9番慈光寺本殿へ。

山門から更に山道、階段を登り本殿へ。江戸時代には７０余りの寺坊があったとのことで、その痕跡が随所に窺える。