2012年9月9日日曜日

北八ヶ岳、坪庭から麦草峠方向へ。

縞枯山荘からロープウエィ山頂駅に戻り、
更に麦草峠方向に向かう。

山の傾斜の道を進む。
見晴が良く、遠方の山並やロープウェイも良く見える。





北八ヶ岳、縞枯山荘。

レトロな山荘。
部屋の様子に見とれてしまう。
デッキで念願のホットコーヒー。
有難い。





男鹿、入道崎。

今年の二科展入選作の取材地、男鹿、入道先崎。
季節を変えて何度か訪れた地だが、特に冬が印象的。

 この時期、日本海から吹き付ける強風で歩行すら困難になる。
雪も吹き飛ばされてしまうほど。

 そうした厳しい環境の何を表現しどう描くのか?
制作の過程で時間とともに初心が希薄となる。
目指す画像と現実の格差に不甲斐なさを感じる。
現場に戻るべきだった。

 さて、来年はどうしたものか?



二科展

今年の二科展、「男鹿、入道崎」(F100号)が入選した。
日曜日の今日、会場の国立新美術館へ。

 昼過ぎ、外はかなり暑い。
最寄駅から歩くのがいやで、千代田線・野木坂駅で下車。
美術館に直結いているのがありがたい。

 1階、2階、3階と会場を巡る。
私の作品は3階の8室に展示されていた。

 入選16回目。
初入選は昭和52年。昔のことだ。
バブルの時代があった。
様々な企画に参画、出展した。
そして振り出しに戻った。
戻った時には時代が変わっていた。

 会場で自分の作品を見るたびに二科には馴染まない作品だな?と思う。
おとなしし暗いなと思う。
素直に反省し、更なる制作の糧になればそれでいいと思う。
それは私の積極的な諦めでもある。

 そんなことをつらつらと思いながら、3時からの懇親会会場に向った。





北八ヶ岳、縞枯山荘へ。

坪庭を時計回りにほぼ一周。
ロープウェイの山頂駅とは反対方向に縞枯山荘への案内看板っがあった。
コーヒーもあるとのこと。
ゆるやかな下り坂の木道を進むと、間もなく山荘の青い屋根が見えた。





北八ヶ岳、坪庭一周。

庭や遠方の山並みなど、ゆっくりながめながら40分程度で坪庭を一周。
途中、数か所にアップ、ダウンの険しい箇所もあったが、さほど危険もなく通過。
歩道、休憩所・展望スペースもききちんと整備されている。
天候、見晴も良いし、このままロープウェイで下山するのはもったいないと、しばらく周辺を歩いてみることにした。





北八ヶ岳、自然の造形美。

北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅を「背にして坪庭を一周。
自然環境が厳しい故にこうした形になったのだろう。
その一部をとらえてみてもまさに坪庭のように美しい。