2008年6月23日月曜日

ご住職のガーディニング (山形県西川町)




山形県西村山郡西川町。最上三十三観音、第17番札所、長登観音の納経所。ご住職のお住まいでもある。「お庭もご覧ください」との表示があり、何と植物のひとつひとつに名称が付いている。正に一木一草、大切にしている様子が伺える。池のほとりに群生する名称表示の無いドクダミを見て、思わず「ドクダミもハーブのように見えますね」と言ったら、ご住職からは「毒と、ダミでは余りにも名前が可哀そう」とのコメント。言葉の隅々にまで植物への思いやりを感じる。「雑草」という言葉は使ってはいけないと思った。名前が分らない大多数の植物を、つい雑草と言ってしまう。無恥、無関心、無頓着の故かも知れない。雑草という名の植物は無いんですよね。そんなことを、つらつらと考えてしまいました。

山形県河北町、紅花資料館に隣接する茅葺の家。





資料館に隣接して茅葺屋根の古民家が2件保存されている。その周辺には紅花が栽培され、昔の面影を残している。これが、もう少し拡大できればと思う。周辺の農地はサクランボの栽培に大きく変わったようだ。