2008年5月11日日曜日

姥湯温泉枡形屋 (山形県米沢市大沢)






5月10日(土)、七ヶ宿街道を宮城県側から山形県に入り、突如、「ブドウ松茸ライン」の名称を目にして進入、国道13号線を経由して姥湯(うばゆ)温泉に向かいました。国道13号線からひたすら細い山道を登り、残雪と新緑の別世界。登るにつれ少し霧もかかっている。駐車場からさらに歩いて10分程度登り、旅館の玄関で入浴料500円を払って「山姥の湯」へ。景色は良く見えませんでしたが周囲は荒い岩盤。大自然のなか、乳白色の温泉に絶景。山形県内で最も高い標高1250mとのこと。温泉から出て入口のところに「写真撮影はご遠慮ください」との建て看板を見つけた。ゴメンナサイ。でも数名の入浴者で、人体は入れませんでしたのでご容赦願います。

七ヶ宿街道を山形県へ。高畠町の菜の花畑。





高畠町の造り酒屋「米鶴(ヨネツル)」の周辺は菜の花畑。5月10日(土)のこの時期に菜の花が咲き乱れるこの地は、冬は相当厳しいものと察する次第です。

七ヶ宿街道を山形県へ。高畠町の米鶴酒造へ。






宮城県から県境を越え山形県東置玉郡高畠町へ。街道沿いに立つ「酒蔵見学」の幟を目にして、誘われるように米鶴(ヨネツル)酒造へ。車を駐車場に入ると担当の男性社員が作業服で出迎えて下さり、見学者は私一人にもかかわらず酒蔵内を案内してくれた。最初は入口軒下に下がる杉玉。酒を仕込んだときに制作、時間とともに緑から枯れ色に変わるがその変化がお酒の熟性度を表すそうだ。ひととりご案内頂いたあと、お勧め頂の酒「盗み吟醸/別吟」を買い求めた。720ml/1312円。酒蔵を思い浮かべながら味あうのが楽しみです。酒蔵の周囲は、菜の花で溢れてました。

宮城県七ヶ宿街道。親子松とその付近。






七ヶ宿街道(国道113号線)を西方へ。看板があると気分次第でフラリと飛び込む。そんな繰り返しで旧道らしき道に入り「親子松」へ。蛇足ながら「夫婦松」とか「二本松」とか命名する選択肢もあったのではと、不謹慎にしてつまらないことを考えながらも、大きなわらじも祀られていたので歴史的背景もあったのだろう。食後のせいか気も緩み説明書きを見落としていました。すみません。のどかな七ヶ宿街道。車の窓を開けてゆっくりドライブしました。

宮城県七ヶ宿街道。親子松とその付近。

七ヶ宿街道(国道113号線)を西方へ。看板があると気分次第でフラリと飛び込む。そんな繰り返しで旧道らしき道に入り「親子松」へ。蛇足ながら「夫婦松」とか「二本松」とか命名する選択肢もあったのではと、不謹慎にしてつまらないことを考えながらも、大きなわらじも祀られていたので歴史的背景もあったのだろう。食後のせいか気も緩み説明書きを見落としていました。すみません。のどかな七ヶ宿街道。車の窓を開けてゆっくりドライブしました。

宮城県七ヶ宿。安藤家本陣と吉野家の蕎麦。






七ヶ宿街道のメインスポット安藤家本陣前に11時着。内部の見学が出来ないので外観の写真を数枚撮り、その対面の吉野家へ。時間が早いため店内は客が一組。「お勧めは?」と聞くと「天ざる」とのこと。地元で採れた山菜・野菜のてんこ盛りで蕎麦も美味い。1350円。

検断屋敷と氷室 (宮城県白石市材木岩公園)






材木岩公園内に移築修原された検断木村家。ボランティアの方から、その地域の歴史も含めてご説明頂いた。木村家に伝わる古文書をその家屋のなかで見ると、生活観までリアルに伝わりますね。しかも、氷室もあり、このとき(5月10日)の外気12度に対し、氷室のなかは4度でした。まさに天然の冷蔵庫。

検断屋敷と氷室 (宮城県白石市材木岩公園)

材木岩公園内に移築修原された検断木村家。ボランティアの方から、その地域の歴史も含めてご説明頂いた。木村家に伝わる古文書をその家屋のなかで見ると、生活観までリアルに伝わりますね。しかも、氷室もあり、このとき(5月10日)の外気12度に対し、氷室のなかは4度でした。まさに天然の冷蔵庫。

材木岩 (宮城県白石市)






新緑の時期を迎え、日本の道百選のひとつ「七ヶ宿街道」(国道113号線)を観光がてら取材したいと思い、5月10日(土)朝、仙台を出て、宮城県白石市側から国道113号線に入った。間もなく小原温泉。新緑に覆われた渓流沿いの岩風呂。早速入浴してしまい朝から極楽気分。更に進むと、「国指定特別天然記念物/材木岩」といった看板を見かけて早速見学。「こんな奇岩、風景があったんだ」と感動。材木岩の下を流れる白石川の下流側から上流側にかけ、観光コースをはみ出て様々な角度から見入ってしまいました。「材木岩公園」として区画が仕切られた観光コース内では川沿いに桜が植林されており、岩場が良く見通せませんでしたが、公園の奥を更に進み、七ヶ宿ダム付近からは人工的な工作物も無く、自然の姿に近い景観が見えました。やはり自分の足で歩いて、好きな景色を発見するのも楽しみです。