2008年11月10日月曜日

若松寺、境内の紅葉。(山形県天童市)
















若松寺には随所に「むさかり」が掛けられている。若くして他界された子が、せめて、あの世では結婚して幸せになって欲しい。と、親や親近者の願いが込められているそうだ。絵が拙いほど心を打つものがある。恥も外聞も超えた真心が込められているのだろう。他方、「生きてる」と言うことに、命の尊さとを感じる瞬間でもある。そうした切ない願いや感慨を知ってか、若松寺の紅葉は一段と輝いて見える。










若松寺、紅葉。 (山形県天童市)
















11月8日(土)。最上三十三観音の第1番札所、若松寺へ。境内まで山道を車で行けるが、この日はあえて古参道を徒歩で登る。約20分。境内は紅葉の絶頂期。特に鐘楼付近から天童市内や遠方の山々を一望でき四季折々、素晴らしい景観が楽しめる。何と言っても一番札所であることが感慨深い。昔より、如何に多くの方々が、様々な思いや願い、祈りを込め、この寺から三十三観音巡礼に旅立ったのだろうか?










関山街道、大滝の紅葉。 (山形県)
















11月8日(土)。仙台から国道48号線で山形方面へ。街道名称も県境の関山トンネルをはさんで作並街道から関山街道に変わる。その関山街道の途中、いつものとおり大滝で休憩。紅葉の最盛期も過ぎた頃合いだが、その景観に十分満足。今年の紅葉狩りもこれが最後かも。