2008年6月24日火曜日

静寂の岩木観音 (山形県河北町)






山形県河北町岩木。最上三十三観音、第18番札所、岩木観音の周辺と境内。30~40分ほどの短い滞在でしたが、誰一人逢うことなく静寂のなかでした。お堂の内外に無数に貼られた納札が、時代は変われど人の願いや祈りは変わらないことを象徴しているように見えました。

最上三十三観音 第18番札所 岩木観音






山形県河北町。紅花資料館を出たのは13時過ぎ。河北町の名物、冷たい肉そばを食べて岩木へ。岩木で街道を外れて田圃道へ。参道が一直線に伸びた先に森がある。森の中の苔むした緩やかな階段を上ると観音堂。静寂の世界があった。

最上三十三観音 第17番札所 長登観音






山形県西村山郡西川町。長登(ながのぼり)観音。朝、雨の中仙台を出て関山街道経由、西川町へ。約90km。県境の関山トンネルを抜けると薄日が差していました。途中の天童、東根付近はサクランボがりの観光客、大型観光バスで大変な混雑でした。ここ長登観音はこの2年観に5回訪れていますが、それぞれの季節ごとに素晴らしい景観を見せてくれます。小高い山に建つ観音堂。一直線の階段とは別に森の中に散歩道のようなつづら折りの参道もあり、木々や木漏れ日、垣間見える風景を楽しみながらゆっくり登りました。この日は参拝客も無く、しばらくは観音堂で静寂の世界に浸ってました。